2013-04-04

ライ

世界の国々で物の売買に使われている貨幣は、コインか紙幣だ。しかし、ミクロネシアの西端に位置するヤップ島では、「ライ」と呼ばれる石の貨幣が今でも流通し、世界で石貨を使う唯一の島となっているそうだ。

ライの石材はパラオの結晶石灰岩が使われ、その直径は30cmから大きいものは3mにもおよび、「石貨銀行」と呼ばれる広場に並べられていて、小さな石貨の場合は中央にあいた穴に丸太を挿して運び、大きい石貨の場合は所有権だけが移される仕組みという。直径が3mもあれば動かせるわけがない。

土地や家、カヌーなどの大きな買い物や、冠婚葬祭、儀式などで使われるけれども、ライの値打ち(価値)は石の大きさには関係なく、石がパラオからヤップまで約450㎞間運ばれるのにどれだけ苦労し、また危険や犠牲を伴ったか、そのストーリーによって決まるのだそうだ。現物を1度見たいものだ。

2012-11-22

若い国

少子高齢化が急速に進み衰退を辿っているわが国とは対照的に、フィリピンは若い命が次々に誕生し、近年の年間人口増加率は1.9%に達するという。

フィリピンは90%が避妊・妊娠中絶・産児制限を認めないカトリック教徒で、「子供は神様の贈り物」との考え方が強く、貧しい家庭では子供を老後の保障と考え、1人の子供にお金をかけるより多くを生むといった風潮や、年金も保険もない生活、男女の分け隔てのない社会情勢などが、子だくさんの秘密とみられている。

特殊な例なのだろうけれど、ルソン島のマンガルダン町に住む57歳の女性の例。14歳で結婚、16歳で初めて子供を生み、以来42歳までに21の子を生んだ。現在孫が58人おり来年早々には60人となる。

インタビューに彼女は迷うことなく「私は幸せです」と答えたそうだ。

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